大阪舞台挨拶レポート
11月30日(土)、大阪ステーションシネマにて舞台挨拶が行われました。
前日11月29日の初日舞台挨拶に引き続き、國村隼さん、板尾創路さん、山寺宏一さん、桐谷美玲さん、西田敏行さん、やまさき十三監督が、たくさんの拍手に迎えられ登壇。
「やまさき十三監督のお人柄そのままの、ほっこりと、ちょっとホロッとして笑えるという、大阪のお客さんにピッタリの映画ができあがりました」と國村隼さんが挨拶しました。
また、やまさき監督は「72歳で初メガホンをとるといったときに、友達やカミさんが心配しましたが、一番心配したのは僕でした。しかし、俳優・スタッフのみなさんの熱いパワーで、ホットな作品に仕上げられたと思います」とその出来に満足感をのぞかせていました。
あさひるばんの3人が『釣りバカ日誌』の
“ハマちゃん”なら、僕が“スー”さん
チームワーク抜群の“おじさん”トリオとの共演について、桐谷美玲さんは「大人の少年というか、こういう大人になりたいなと思わせてくださる方たちでした」とコメント。
また、西田敏行さんは「『釣りバカ日誌』の関係でいうと、この3人が“ハマちゃん”のように思いました。そして僕が“スーさん”になったような感覚でずっと3人と接していました」と明かしました。
西田さんに促されて、山寺さんが“携帯のマナーモード”のモノマネを披露したり、山寺さんのかばんが四次元ポケットのように、マッサージ器でもなんでも出てくるというエピソードもあったり、キャスト同士本当に和気あいあい。
そんな楽しいキャストに囲まれた撮影について、やまさき監督は「台本にないことがどんどん出てきて、そういったパフォーマンスが映画の中にもいっぱいあります」と裏話を披露しました。
これから映画を見るみなさんへメッセージ
<國村 隼さん>
「映画を作ることは卵を産み落とすということ。その卵が宣伝といういろんな人の手を経て、昨日初日を迎え、卵からヒナに孵化しました。そのヒナを育ててくださるのはお客様です。『あさひるばん』というヒナを次のいい卵を産み落とせる親鳥に育ててやってください。よろしくお願いいたします」
<板尾創路さん>
「本当にホッとする、ホロッとする、笑える、すごく楽しい映画になっています。米米CLUBさんの『どんまい』という曲がすごくマッチしてて、勇気をもらえるヤル気になる、そんなエンディングになっていますので、どうぞ最後まで楽しんでご覧ください」
<山寺宏一さん>
「この映画は何歳になっても、もう一回戦やろう!まだまだチャレンジし続けよう!という、また、いろんな人とのわだかまりもいつでもやり直すことができるということを教えてくれる映画だと思います」
<桐谷美玲さん>
「どこか懐かしい感じのする、本当に心温まる素敵な映画になりました。ずっとみなさんにこの映画を愛していってほしいなと思っています」
<西田敏行さん>
「『釣りバカ日誌』で22年間培ったいろんなことが、この『あさひるばん』に投影されたと思います。三國さんとの友情は僕の中でずっーと残るんだなと思っておりますし、この3人の友情が作品づくりを通してまたしっかり結ばれていったらいいなと思っております。本当に理屈なく楽しめる作品です」
<やまさき十三監督>
「本当におかげさまで、思い切り笑えてほろりとくる作品にしあげられた気がします。面白いと思ったら周りにいっぱい広めてください。どうぞよろしくお願いします」